COMSOL Multiphysics®による室内音響モデリング

室内、ホール、車室、その他の閉じた空間における高品質な音環境を達成するためには、スピーカー音源などの音響放射特性、室の音響特性についての理解が必要です。 室内音響シミュレーションは、所望の周波数特性ならびに放射特性を有するオーディオシステムの開発、スピーカーの設置箇所ならびに方向の最適化、または、室内の表面特性が音の分布や品質にどう影響するかを検討する上で非常に有用です。 本ウェビナーでは、室内音響設計者がCOMSOL Multiphysics®を用いて、室内音響におけるスピーカー性能の評価ならびに最適化を実施するための方法を紹介します。 特に、音源のモデリングについて、詳細なモデルまたは集中モデルのそれぞれを用いたアプローチについて解析します。 両タイプの音源モデルは壁面における音響特性を詳細に考慮した波動音響または幾何音響の解析手法とカップリングが可能です。 また、波動－幾何音響解析手法を組み合わせた、広帯域に渡っての高精度な室内音響解析への適用性についても紹介します。 加えて、可聴化とGPUを使用した計算高速化についても紹介します。